【京都・詩仙堂】山水画を思わせる唐風庭園でのんびり♪

一乗寺

詩仙堂について

詩仙堂は、武将であり漢詩人でもあった、石川丈山(いしかわじょうざん)が、1641年に終の棲家として自ら手掛けた山荘です。

でこぼこと段差のある土地に建てられたので、正式名を凹凸窠(おうとつか)といいます。

こちらの土地は3階層になっていて、詩仙堂はこのてっぺんにあります。石段を下っていくと、鯉が泳ぐ池や、季節の花や自然を楽しむことができる回遊庭園になっています。

この人里離れたこの山荘で、書をたしなみながら、庭を愛でた風雅な文化人、丈山は90歳まで生きたそうです。

詩仙堂の名前の由来

詩仙堂と呼ばれる由来は、建物内の「詩仙の間」に、中国の三十六詩仙詩人が飾られていることからだそうです。
この「中国三六詩仙像」は、江戸時代初期の狩野派の絵師「狩野探幽」が描き、詩人の詩を丈山が墨書きしています。

狩野探幽

狩野永徳の孫で、徳川幕府の御用絵師になりました。探幽の作品は、「京都御所」「大徳寺」、「妙心寺」などに伝わっています。

詩仙堂のみどころ

唐風庭園

石川丈山は、徳川家に仕える武将でしたが、漢詩人としても有名で文学や作庭など沢山の特技に秀でていました。渉成園(枳殻邸)、一休庵の庭も丈山が作庭したといわれています。

詩仙堂の庭も、丈山自ら作庭したといわれています。
書院から見える庭は、丈山が好んだ唐風庭園になっています。

白砂の枯山水を海に、丸く刈り込まれたさつきを山に、滝からの水を川に見立てています。背景の紅梅や桜、紅葉などと溶け込んで山水画のように見えてきます。さらに、庭から吹き込む風がやわらかで心地よく、緑の良い香りがします。

こんな風に丈山が庭に重ねてみた景色を思いうかべながら見ると、また見え方が違ってきますね。

静けさを感じる

詩仙堂には、丈山が考案したといわれる「鹿威し」があります。

時折り「コーン」と響く音は、鹿や猪の進入を防ぐという実用性もありますが、時どき響く鹿おどしの音で、より静けさを感じられるためでもあり、丈山も好んだそうです。

鹿おどしは、音を楽しむものと思っていましたが、音と音の間に聞こえる水の流れや、風のなど自然の音をより感じやすくするためのものだったんですね〜。

座禅を体験する

詩仙堂は、現在は曹洞宗の寺院で丈山寺とも呼ばれてるお寺です。

続けて参加したい方のみ座禅を体験することができます。

騒音からはなれた静かなところで、静寂な空間に坐り、呼吸をととえて、無の時間をつくります。頭で考えることを一旦やめて、自然の音に耳を澄ませてみましょう。自分の中で何か変化を感じることがあるかもしれません、、。

座禅の開催日

  • 毎月第1、3日曜日の6時~8時
  • 定員15名

詩仙堂にいこう

詩仙堂へ行くには、急な坂もあるので歩きやすい靴で行くことをおすすめします。

コンビニ・食事・カフェなどは、一乗寺駅周辺に沢山あるのでお店がなくて困ることはありませんが、詩仙堂周辺には、飲食できる場所は、ほぼ見当たりませんでしたので、行った先でお昼やカフェで休憩とかはできません。

飲み物については、100円自動販売機が、坂の途中にちらほらありました。

こちらは詩仙堂の入口です。入口から静かで感じの良い詩仙堂。

詩仙堂(凹凸窠)

入口を入ると、小さな竹林の間を真っ直ぐに延びる石畳、、。ふわりと植物の良い匂いがします。

詩仙堂(凹凸窠)

ふた間続きの部屋は襖や障子が全て外されていて、すごく開放感があります。緑がいっぱいで、ときどき吹き込む風も良い匂いで気持ち良いです。

海に見立てた枯山水。こんなに細かい砂の枯山水は初めて見ましたが砂が細かいので山水画のように柔らかい印象です。

枯山水

竹の雨どいです。雨どいを支えている木がなんとも良いです。

庭には、座って休める藤棚もあります。

1番下の庭には、ニコニコ笑顔のお地蔵さんもいますよ。

詩仙堂(凹凸窠)
〒606-8154
京都市左京区一乗寺門口町27番地
TEL:075-781-2954
拝観休止日:5月23日
開門時間:午前9時~午後5時 (受付終了午後4時45分)
拝観料:大人500円 高校生400円 小中学生200円
トイレ:有
詩仙堂

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