【しまかぜ】実際に乗ってみた車内の様子をご紹介〜京都駅から宇治山田駅まで〜

国内旅行

この春、両親と3人でお伊勢さんへお参りに行くことになりました ^ ^

父が腰痛持ちなので、2時間も座りっぱなしだと腰がだるくなりそう、、。
など色々考えていたところ、YouTubeで見た観光特急「しまかぜ」を思い出しました!

あのマッサージチェアのような座席と、リクライニングであれば大丈夫でありましょう!

それに、一度乗ってみたかった!

ということで、「しまかぜ」に乗車した当日の様子をタイムスケジュールでまとめましたのでご紹介です ^ ^
「しまかぜ」の予約については以下をご覧ください ^ ^
【しまかぜ】チケットの予約方法についてのまとめ・注意事項

9時30分「京都駅」近鉄改札口へ到着

発車時刻は10時ですが、カフェ車両へ行く為に荷物を「しまかぜ」のロッカーに入れたかったので、先頭に並べるよう、早めに到着しました。

だいぶ早いですが、トイレに行ったり、ホームが長かったり、「しまかぜ」が早く到着したりで丁度よい時間でした ^ ^

今回は、「特急券」がチケットレスなので、改札で通すのは「乗車券」のみ
交通系ICカード(ICOCAやSuica)の場合は、改札でタッチして入ります。

観光特急「しまかぜ」には、無料の鍵付きロッカーがあります ^ ^
近鉄のトイレは「1番線」、「2番線」、「4番線」にあります。

 

「京都駅」の近鉄のりばは、「八条通」側の京都駅2階、新幹線中央口の向かい側にあります。

9時42分 1番線に観光列車「しまかぜ」到着!

観光特急「しまかぜ」じゃじゃーん!こちらが観光列車「しまかぜ」です!ガラス張りできれい ^ ^
そして、観光列車に乗るのは初めてなのでワクワク♪

思ったよりもだいぶ早く入線してきたので早めに行っておいて良かったです ^ ^

 

乗車位置は、足元に「しまかぜ乗車位置」の案内があるのでこちらを確認しましょう。

観光特急「しまかぜ」

今回は、展望車両の「1号車」を予約していまして、「1号車」の乗車位置はホームの先端でした ^ ^

 

観光特急「しまかぜ」
写真は、「1号車」付近からです。

改札からだいぶ遠い位置だったので、先頭の方に乗る場合は余裕をもって到着しておきましょう。

9時47分 手荷物を無料の鍵付きロッカーへ

手荷物は無料の鍵付きロッカーへ
写真は「1号車」のロッカーです。1番のりで車両に入るとすぐ右側にありました ^ ^

ドアが開くまでに少々時間がかかりました。京都駅から乗る人はそんなに多くなかったので、混雑はしませんでした。これで安心してカフェ車両にいけます♪

ロッカーは、「1号車」と「6号車」にあります。
数が少ないので、荷物が重たいなど下の段に入れたい場合もお早めに!
ベビーカーを置くスペースもありました。

 

10時00分 観光列車「しまかぜ」出発♪

「しまかぜ」は、揺れも少なくゆっくり出発しました。わーい ^ ^

観光特急「しまかぜ」

静かで、普段乗っている感じと全く違います!窓は肘掛けより低い位置まで広くて開放的!
静かで座席の座り心地が抜群♪
揺れが少なく一瞬だけ飛行機に乗っているような感覚になりました ^ ^

 

観光特急「しまかぜ」写真は最前列からの景色です。
この席では、乗り心地に加えて前面いっぱいに広がる景色を楽しめます。
さすが展望車両♪運転席との間もガラス張りなので開放感がありますね〜 ^ ^

景色は良いけど直射日光で暑いのでは!?と気になるところですが、赤外線・紫外線を遮断するガラスになっているそうです!

観光特急「しまかぜ」
座席の前後間隔は写真のように広いので、足をのばしたり背もたれを倒したりゆったりできます ^ ^

座席の前後間隔は125cmです。参考までに、新幹線の「のぞみ」他、多くの新幹線車両の普通車は104cm。標準的なグリーン車は116cm、グランクラスは130cmだそうです。

 

観光特急「しまかぜ」写真は「しまかぜ」の座席「プレミアムシート」です。これが電車の座席ですか!!!

本革で柔らかく、マッサージチェアのような素晴らしい座り心地♪

実際にマッサージ機能もついていて、リクライニング、レッグレストの上げ下げも全て手元のコントロールパネルで操作します(読書灯も)!

観光特急「しまかぜ」写真は、肘掛けの内側にある「プレミアムシート」のコントロールパネル ^ ^

エアクッションは、腰部分にあり微妙な厚み調整ができました!
マッサージ機能は、このエアクッション部分をリズム機能で出たり引っ込んだりを繰り返します。

個室、サロン席、カフェ車両を除いて、全て「プレミアムシート」です ^ ^

 

以下、座席まわりの様子です ^ ^

ヘッドレストは位置を調整できますこちらは読書灯。向きを調整できます ^ ^
位置を下げると丁度よくなりましたレッグレスト。肘掛けの前面中央にコンセント
ヘッドレストは位置を調整できますヘッドレストは位置を調整できます
位置を下げると丁度よくなりました位置を下げると丁度よくなりました^ ^
ヘッドレストは位置を調整できます背もたれのテーブルは手前に引き出せます
位置を下げると丁度よくなりました乗車後、記念乗車券とおしぼりの配布が ^ ^
ヘッドレストは位置を調整できます肘掛けの中にもう一つ隠しテーブルが!
位置を下げると丁度よくなりました紐を引っぱって持ち上げます
ヘッドレストは位置を調整できますがっしりしたテーブルが出てきました!
位置を下げると丁度よくなりました倒すとコップ置き場付きのミニテーブル
ヘッドレストは位置を調整できます開くと広いテーブルに ^ ^
位置を下げると丁度よくなりましたロールカーテンは電動!座ったまま下ろせます
ヘッドレストは位置を調整できます荷物フックが背もたれに1つ、窓枠に2つ
位置を下げると丁度よくなりました荷物棚の棚板は透明。忘れ物防止の配慮が♪
ヘッドレストは位置を調整できます空調は静寂性の為、低風量でも効く静音タイプ
位置を下げると丁度よくなりました全車両全面カーペット敷き ^ ^

 

「プレミアムシート」は回転できます。ひじ掛け後方のボタンを長押しすると、緑色のランプが点灯して回転する方式になっています。
「プレミアムシート」を進行方向に対して座席を後ろ向きにセットした場合や、進行方向であっても席が向かい合っている場合は「レッグレスト」は作動しません。

10時47分 「カフェ車両」へ到着♪

カフェのオープンは、用意が整い次第アナウンスでお知らせが入ります。
参考までに、今回は10時11分頃にアナウンスされました。

カフェが落ち着いた頃合いを見計らって行きましたが、「カフェ車両」に到着すると、通路には5人ほど並んでいました。さすが人気です ^ ^

ということで以下、カフェ車両の様子です。

観光特急「しまかぜ」カフェ車両写真は、「カフェ車両」の通路です。待ち時間も広い窓から景色を楽しめます ^ ^

観光特急「しまかぜ」カフェ車両写真は、「カフェ車両」1階席の様子です。

観光特急「しまかぜ」カフェ車両
こちらは、「カフェ車両」の2階席の様子です。曲線が多く用いられたおしゃれな空間 ^ ^

せっかくなので、景色が良さそうなこちらの2階席に着きたいところです ^ ^

席数は、1階が6席、2階が13席になります。

こちらは、「カフェ車両」のレジ周りの様子です。
こちらは、「カフェ車両」レジ周りの様子です。「しまかぜ」のオリジナルグッズやお土産の販売もしています ^ ^

赤福の2個入「銘々箱(めいめいばこ)」がありました!お土産屋さんで見たことがなかったのですが、一人づつに手配りしやすい贈答用だそうです ^ ^

 

グッズの紹介はこちら
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お土産の紹介はこちら
お土産の紹介はこちら

※グッズとお土産の価格は、2025年6月現在のものになります。

観光特急「しまかぜ」カフェ車両
こちらは、「カフェ車両」の手洗いスペースです。レジと反対側の入口前にありました。

 

11時05分 「カフェ」でゆっくり♪

30分くらい待つかも、、?と思っていましたが、思ったよりも早く18分ほどで入れました ^ ^
運良く2階席です♪

観光特急「しまかぜ」カフェ車両

景色を見ながらケーキを味わう ^ ^
この時間になると街は抜けていたので、田んぼや山の景色を見ながら楽しめました♪

 

「スイーツセット(スイーツ・焼き菓子・ドリンク)
そしてこちらが今回注文した「スイーツセット(スイーツ・焼き菓子・ドリンク)」。

ケーキは、キャラメルナッツタルトです ^ ^

セット内容は各方面の列車によって違い、それぞれの沿線にある名店のスイーツだそうですよ ^ ^
今回は京都駅前にある「都ホテル 京都八条」のケーキでした。

以下、「ケーキセット」のメニューです(2025年6月現在)

スイーツセット

焼き菓子は、第22回「全国菓子博覧会」で名誉総裁賞を受賞 ^ ^

 

しまかぜソーダ写真は、しまかぜオリジナルの「しまかぜソーダ」です。水色だけどアップル風味のさっぱり味。
トッピングのバニラアイスは甘めだそうです。

届くまでに時間がかかるメニューもあります

今回は、3人それぞれ、「珈琲」「ケーキセット」「しまかぜソーダ」を注文しまして、「珈琲」と「ケーキセット」は早く届きました。

「しまかぜソーダ」は時間がかかるとの事で、私がケーキを食べ終わる頃に届きました。

隣の席のご夫婦は食事を注文していたようですが、こちらも長く待っていたようで、「ここも良いけど、あの席に長く座っときたいわぁ」と言っていました。

たしかに座り心地は断然プレミアムシートです ^ ^

カフェ車両は、窓に向かって座るので多少前後にゆれます。椅子が回転式なので落ち着かず父は少し酔ったようです。私の椅子は気にならなかったので大丈夫でしたが、念の為に酔い止めを飲んでいたおかげかもしれません。心配な場合は、酔い止めを用意をしておくと良いと思います。

 

テイクアウトやワゴンサービスでも購入可能!

時間的に並ぶのは厳しい。自分の席でゆっくりしたい。
そんな場合は「テイクアウト」もできます。

以下、座席の背もたれにある「しまかぜの車内販売メニュー」です。

「しまかぜ」カフェメニュー

「しまかぜ」カフェメニュー

詳しくは、「しまかぜ」の車内メニューページをご覧ください。

※以下の「ワゴンマーク」がついているものはワゴンサービスで注文できます。

「ワゴンマーク」

お食事メニュー・スイーツセットはカフェ車両・個室のみで食べられます。

 

11時53分  国史跡・斎宮跡「さいくう平安の杜」を見る

さいくう平安の杜写真は、「さいくう平安の杜(もり)」です。

車内放送で、復元された斎宮(さいくう)の役所「斎宮寮」の案内が流れたので、左側を見ると木造の建物が見えてきました。3棟とも平安時代の建物を復元したものだそうです。

なんか見たことあるな〜と思ったら、「ブラタモリ」の 伊勢神宮の回で見た建物でした!

ここだったのか〜!

通過中は電車の速度を落としてくれたので、景色が飛ぶことなく車内からでもきれいに撮れました ^ ^

国史跡・斎宮跡

「斎宮跡」は、「伊勢神宮」から約15km離れた「伊勢神宮領」の入口に位置しています。「斎王」が住む「宮殿」や、役所の「斎宮寮」があった場所で、その敷地面積は、東西約2km、南北約700m、甲子園球場で換算すると35個分という広大な敷地でした。区画整備もされた「斎宮」には、約520人の人々が勤め、都さながらの雅な暮らしが営まれていたと言われています。

斎王(さいおう)

天皇に代わって伊勢神宮の「天照大神」に仕える為、天皇の代替りごとに皇族女性の中から選ばれました。都から伊勢に派遣された「斎王」は、国の平安と繁栄を願い、日々、神への祈りを捧げていました。

初代「斎王」は、日本神話の時代、「天照大神」の依り代として仕える御杖代(みつえしろ)の「豊鍬入姫命(とよすきいりひめのみこと)」でした。時を経て、天皇の代ごとに替わる「斎王制度」は、飛鳥時代から鎌倉・南北朝時代までの約660年に亘り続けられました。

 

「斎宮駅」の近くにある「いつきのみや歴史体験館」では、平安時代の文化・技術・あそびを体験できます。気になった方は、以下をご覧ください ^ ^

いつきのみや歴史体験館ホームページ

 

「斎王」と「斎宮」について詳しいサイトがありましたので、気になった方は以下をご覧ください。

日本遺産ポータルサイト「祈る皇女斎王のみやこ 斎宮」について

12時03分「宇治山田駅」に到着!

12時03分「宇治山田駅」に到着!写真は、「宇治山田駅」のホームです。赤福がお出迎え ^ ^

12時03分「宇治山田駅」に到着!こちらは、1階の様子です。レトロな近代建築「宇治山田駅」の内装も楽しみにしていました♪

2階まで吹き抜けの高い天井には、お花のつぼみのような形をした照明があります。白壁でも眩しくなく、柔らかな落ちついた光です。まるで迎賓館のような装いですね ^ ^

天皇陛下や総理大臣も伊勢神宮参拝の際には利用するそうで、2階には貴賓室もあります。

「宇治山田駅」は、1931年(昭和6年)に3月17日開業した、鉄骨鉄筋コンクリート造の3階建てで、2001年に国の登録有形文化財に指定されました。

 

宇治山田駅
写真は、電車のグッズ売り場。「宇治山田駅」内にあるファミリーマートの店内にありました ^ ^

パウダールーム・多目的トイレも完備!おしぼりコーナーも

「しまかぜ」のトイレ周りには、なんとパウダールームもあります!手洗いコーナーとは別に設置されていました。すごいですね〜

おしぼりコーナーもあり、自由に持って行けます。

多目的トイレも設置されていて、おむつ交換もできます。電車のトイレとは思えないくらい広くてきれいでした ^ ^

以下、それぞれの様子です。

パウダーコーナー
パウダールーム

手洗いコーナー
手洗いコーナー

多機能トイレ
多目的トイレ。広々としてキレイでした。

おしぼりコーナー
おしぼりコーナー

 

「全車両」に「横揺れ軽減装置」を採用!

揺れないのは、座席がすばらしいからだと思っていたのですが、なんと「横揺れ軽減装置」なるものを「全車両」に採用していたからでした!

だから疲れなかったのか〜!とても快適でした ^ ^

この「横揺れ軽減装置」は近畿圏の鉄道では初の採用で、また全車両への搭載は新幹線以外では「しまかぜ」が初めなんだそうですよ ^ ^

日本製鉄が開発した「アクティブサスペンション(横揺れ軽減装置)」
車体に備えられたセンサーで車体の振動を検知して、逆方向の力をアクチュエーターより発生させ、振動を打ち消すようにコンピュータで制御する仕組みとなっており、ワンランク上の乗り心地を提供する優れた振動制御装置。2001年に営業車として世界で初めて東北新幹線「はやて」や「やまびこ」に搭載されて以来、特急電車にも採用され、高く評価されている。
※2013/03/25 日本製鉄株式会社プレスリリースより引用

 

おすすめ!疲れた足が軽くなるレッグレスト

疲れた足が喜ぶフットレスト写真は、「リクライニング」と「レッグレスト」をいっぱいまで使用中の様子です。

行きは「レッグレスト」を使いませんでしたが、帰りは使ってみました。
初めて使ったのですが、こんなに足が楽になるものなのかぁ〜♪♪と驚きでした!
ぜひ、使ってみてください ^ ^

 

いかがでしたでしょうか?

帰りは、最後尾を予約したので、後ろに遠慮することなくリクライニングをめいっぱい倒して、気持ち良い座席でゴロンとくつろぎながら、カフェには行かずゆっくり過ごしました ^ ^

2時間も乗ったのに疲れた感が無かったのにはびっくりしました♪

また乗りたいくらいおすすめです!

たのしい旅の選択肢として、ぜひどうぞ ^ ^

 
 

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